【バラ通信】お肌の乾燥について
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
緊急事態宣言下の中、いかがお過ごしでしょうか。
今回はお肌の乾燥についてお話いたします。
これまでの冬の寒さによって、代謝の低下は蓄積し、肌に影響が出るこの頃。
2月は角質層のバリア機能が最も低下している時期と言えます。
肌内部からの水分の蒸散を防ぐバリアが正常に機能しない状態で、肌の乾燥がどんどん進んでしまうのです。
肌のあらゆるトラブルは乾燥が原因となることが多いため、十分な保湿と乾燥しない肌作りが必要です。
おすすめの対処方法についてご説明いたします。
その① 肌を洗いすぎない。
症状がよくなるまでは、石鹸や洗顔料は敏感肌用に変えて、体を洗う際は手で洗うなど、肌に必要な皮脂や角質を落としすぎない事が大切です。
その② 乾燥や花粉のダメージから肌を守るケア
空気中の湿度が1年で最も低くなるこの時期は、顔や手肌のためのクリームやバームを取り入れて、潤いを逃さないために保湿力アップを狙いましょう。
特にクリームは、肌を保湿するだけではなく、クリームの油分で保湿する効果もあると言われています。
また、花粉の影響も出始めるため、敏感肌にも使用できる低刺激のバームや、花粉などの微粒子汚れから肌を守る日中用の保湿クリームがおすすめです。
その③ 食生活から身体を温める
冷えて体内の働きが低下しがちな時期。食事の際は良く噛んで、消化・吸収を助けましょう。
バランスのよい食事は、健康はもちろん、美肌作りにもつながります。
いかがでしたでしょうか。
乾燥肌を改善し、潤いのある肌を維持するためには、保湿をするとともに、食事や睡眠などの生活習慣を改めてみましょう。
ペンネーム『愛情』バラの花言葉より引用
電話診察について
新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、電話診察を行っておりますが
今後オンライン診療に変わります。
電話診察をご希望の方は
コールセンター 0120-52-5489 へお掛け下さい。
電話診察は2021年3月31日終了となりますので、ご了承願います。
【かすみ草通信】チョコレートの効能について
こんにちは。
東京ベイサイドクリニックです。
残寒去りやらぬ日々でございますが、お元気にお過ごしでしょうか。
2月といえばバレンタインデーです。日本では女性から男性に愛の告白をしてチョコレートを渡す日とされてきました。しかし、近年では女性同志で贈りあったり、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて贈ったりする人も増えチョコレートを食べる機会も増えたのではないでしょうか。
そこで今回は、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールと健康についてご案内いたします。
血圧低下
カカオポリフェノールを含むチョコレートには血管を広げる作用があります。血管に炎症があると血管が狭くなり血液の流れが悪くなりますが、カカオポリフェノールを摂取することで血管の炎症が軽くなり、血管が広くなるためです。
動脈硬化予防
カカオポリフェノールにLDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。さらに血管のしなやかさが増します。ポリフェノール量の増加に伴い、HDLコレステロールも増加するため、動脈硬化の予防に働きます。
美肌効果
しみやそばかすなどの原因は紫外線による活性酸素です。カカオポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去し、肌のダメージを保護します。
アレルギーの改善
カカオポリフェノールにはアレルゲンに対して抗体がつくられるのを防ぎ、肥満細 胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎ、アレルギーの発症を防ぎます。また好酸球の働きを抑えるなど、アレルギー症状を防ぐためにいろいろ働きます。
仕事中の疲れやイライラなどを軽減する意味でも、適切なタイミングでチョコレートを摂取するのはお薦めです。
なお、夜は日中に比べると活性酸素が発生するリスクも少なく、また食べたものが代謝されにくく体にためこまれやすいので、夕食後にチョコレートを摂取するのは避けましょう。
準チョコレートと表示があるものはカカオ分が少なく油脂や砂糖などが多く含まれるので、食べ過ぎると太ります。ですから、太らずにカカオポリフェノールを食べるという観点からはカカオが多く含まれるチョコレートを選ぶのが良いでしょう。
低カロリーで高カカオなチョコレートを25g分チョコチョコと1日かけて召し上げることをお勧めします。
私達にお馴染みのチョコレート。一度、健康的な食べ方を見直してみてください。
ペンネーム「感謝」かすみ草の花言葉より引用
【しゃくやく通信】カイロの効果的な使い方
こんにちは。
東京ベイサイドクリニックです。
厳しい寒さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この寒さを乗り越えるのに最適なお供、カイロの効果的な使い方についてご紹介します。
〇使い捨てカイロの仕組み
使い捨てカイロは使用前は冷たいままですが、体に貼ったり軽く振ったりするとだんだん熱を帯びてきます。
これは、カイロの中に入っている鉄粉が空気中の酸素と混ざり合って化学反応を起こす際に発熱する為です。
〇おすすめの場所
①首の後ろ
首には頸動脈という太い血管が走っているため、首元にカイロを貼る事で体中が温まりやすくなります。
②お腹
全身の冷えが気になるときは、お腹にカイロを貼るのがおすすめです。
おへそから指1本半ほど下のところにある気海というツボにカイロを貼ると、ほどよい刺激を与えることがえきます。
③腰
冷えによる腰痛が気になる方は、おへそのちょうど裏にある命門というツボにあわせてカイロを貼りましょう。
命門は足腰のだるさを緩和する他、お腹の不調を和らげる効果も期待できます。
簡単でありますが、ご紹介させていただきました。
低温火傷に気を付けながら、身体を温めて過ごしましょう。
皆様の健康を心から願っております。
ペンネーム『慎ましさ』しゃくやくの花言葉より引用
【あさがお通信】明日は節分!
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
2021年から1ヶ月が経とうとしています。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、明日は節分ですね!
今日は節分についてお話しします。
例年は2月3日なのですが、今年は2月2日になっています。これは1897年(明治30)2月2日以来124年ぶりのことだと言います。
何故、今年は日付が変わるのでしょうか。
元々、節分は季節の変わり目の前日のことを言い、立春が新年の初めとされています。「災いを家に入り込ませないようにすること」、「幸せを呼び込むこと」を目的としています。
その代表的な行動の1つに豆まきがあります。
豆まきには、「鬼を打ち払う」、「豆を投げ与え静まってもらう」と言う2つの意味が込められています。昔から「鬼は外!福は内!」を言いながら、豆まきしていたそうです。外に向かって「鬼は外!」、その後に家に向かって「福は内!」を元気よく行って下さい。豆まきが終わったら、みんなで片付けをしましょう。
豆まきの後、自分の歳の数だけ豆(大豆)を食べると思います。これは「無病息災を願う」という意味があります。大豆にはタンパク質・炭水化物・脂質、そして「大豆イソフラボン」などが含まれています。「大豆イソフラボン」は骨粗鬆症予防と女性ホルモンと似た働きなどがあります。ですが、大豆の食べ過ぎは便秘などの原因になるので注意ください。
元気よく豆まきをして、幸せを呼び込みましょう!
ペンネーム『愛情』あさがおの花言葉より引用
【アヤメ通信】水分は大切です
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
今回は簡単ではありますが、水分の重要性についてお話させていただきます。
脱水と聞くと夏場を思い浮かべるかと思いますが、冬にも注意が必要です。
頭痛・集中力低下・眠気・食欲不振・胃腸の不調・足がつりやすい等
もしかしたら隠れ脱水が原因かもしれません。
冬場は夏場程汗をかかないし、喉も乾きにくいので、夏場に比べて水分摂取が減る傾向にあります。
しかし冬にも水分は摂取すべきです。理由は乾燥による水分蒸発がある為。
知らないうちに水分不足・脱水になる事もあり得ます。
また、水分が不足していると便通にも影響が出ます。
硬いお通じが出来ると肛門にダメージが行き、痔になる原因のひとつにもなります。
痔を放置すると重症化した場合、癌化や手術が必要になることも有ります。
以上の事から季節問わず水分摂取は日頃から大切になります。
冬は水分摂取が減るので、この機会に意識してたくさん水分摂取を行っていきましょう!
また、室内の湿度管理も忘れずに行っていきましょう!
ペンネーム『希望』 (アヤメの花言葉より引用)
【スイートピー通信】加湿器の効果的な使用方法について
皆様こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
新型コロナウイルスの猛威が収まらず、再び緊急事態宣言が発令されました。
ウイルス対策を改めて見直す方もいらっしゃると思います。
これから更に寒さと乾燥も増していく時期となり、乾燥対策に加湿器を使用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
何気なく使用していても、正しい使い方が出来ていないと湿度が思うように上がらなかったり、最悪の場合は病気の原因となることもあります。
今回はそんな冬の必需品、加湿器についてお話ししたいと思います。
< 正しい設置場所>
効率的良く加湿を行うには、加湿器から空気中に放出された水蒸気が部屋の空気に溶け込み、出来る限り部屋全体に行き渡る必要があります。
加湿器を部屋の中央に置くことで、暖かい空気に水蒸気を溶かして全体に拡散させることが出来ます。
ただ、リビングやオフィスでは部屋の中央に加湿器を置くことが難しい場合もありますよね。
そんな時におすすめなのは、エアコンの近くに加湿器を置くことです。
エアコンは吸入口から部屋の空気を吸い込み、暖房(または冷却)して再び部屋の中へ送り出しています。
加湿器から放出された水蒸気をたっぷり含んだ空気が効率よくエアコンに吸入されれば、エアコンを通して部屋全体に拡散し、効率よく部屋の湿度を上げられます。
サーキュレーターをお持ちの方は、加湿器の隣に置くことでも同じ効果を得ることが出来ます。
カーテン、木製家具の近くに加湿器を置くと、水蒸気が染み込んでしまいカビが発生しやすくなります。
そのカビの胞子が体内に入ってアレルゲンになったり、肺の中で繁殖して病気を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
きちんと加湿することで、飛沫した様々なウイルスが水分の重みで落下し、エアロゾル感染が減らせると言われます。
しかし加湿しすぎても多湿はカビの原因になります。最適湿度は60%前後と言われています。
定期的な換気やアルコール消毒も重要ですが、正しい加湿方法も取り入れてこの厳しい局面を乗り越えましょう。
皆様が健康でいらっしゃるよう心からお祈り申し上げます。
ペンネーム『優しい思い出』 (スイートピーの花言葉より引用)
【もみじ通信】 春の七草について
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
新型コロナウィルスの影響で自粛生活が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
1月に行われる行事と言えば初詣、書初め、成人式、鏡開きなどがありますが、
五節句の “人日(じんじつ)の節句“ 1月7日に七草を食べる風習があります。
五節句とは他に “上巳(じょうし)の節句” “桃の節句” “端午の節句” “七夕(しちせき)
の節句” “重陽(ちょうよう)の節句” があり、江戸時代の重要な年間行事として定められていたそうです。
“人日の節句”は、唐の時代の中国から伝わったもので7種類の草の入った吸い物を食べて無病息災を願う
「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という風習と年の初めに芽吹き、邪気を払ってくれるという
日本の「若菜摘み」という風習が結びつき、七草粥を食べる風習が広まったと言われています。
では、七草とはどんな植物なのでしょうか?
芹(セリ):競り勝つ。鍋物や和え物のも使われる馴染みのある食材です。
薺(ナズナ):ぺんぺん草ともいい、撫でて汚れを取り除くという意味が込められています。
御形(ゴギョウ):仏様の体という意味で、母子草(ハハコグサ)ともいいます。
繁縷(ハコベ):ハコベラともいい、繁栄が広がるという意味です。
仏の座(ホトケノザ):仏様が座禅を組んでいるような花の形から呼ばれています。
菘(スズナ)・・・神を呼ぶ鈴に見立てられています。カブのことです。
清白(スズシロ)・・・汚れのない清白を表しています。大根のことです。
七草の名前は、縁起の良い語呂合わせの呼び方になっています。
普段は「雑草」や「菜っ葉」とひとくくりにしてしまいがち七草ですが、
新年の難病息災を願いながら七草粥をじっくり味わってみてはいかがでしょうか。
ペンネーム『大切な思いで』 (もみじの花言葉より引用)
【デイジー通信】みかんの食べ過ぎについて
あけましておめでとうございます。東京ベイサイドクリニックです。
本格的な寒さを迎えておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
例年とは違い、自粛をして年末年始を過ごされた方が多いと思います。
冬といえば「こたつ」。こたつのお供と言えば “みかん” ということで、 “みかん” についてお話させていただきます。
“みかん” にはビタミンCが豊富、そして女性にも嬉しい浮腫(むくみ)改善にも効果があります。
そんな “みかん” ですが、小さい頃などに「手が黄色くなっちゃった!」という方はいらっしゃいませんか?
その原因は “みかん” など柑橘類に含まれる「カロテン」という色素が沈着し、黄色くなる現象です。
この症状を「柑皮症」といいます。
1日5個を限度に食べ過ぎには注意してくださいね。
寒さと乾燥も気になる時期です。室内の換気、湿度の調整を行い、またコロナウイルスに感染しないように十分に対策を行っていきましょう。
皆様が、健康に過ごせる様に願っております。
ペンネーム 『平和』(デイジーの花言葉より引用)
【ラベンダー通信】寒い冬「ヒートショック」に注意!
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
今年も残すところ僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
寒さも日に日に厳しくなりましたね。この時期に起きやすいヒートショックについて今回お伝えしていきます。
ヒートショックとは冬場の入浴や、暖房のきいた部屋から外にでるときの温度差による急激な血圧の変動のことです。
入浴時などに寒い空間で服を脱いで身体が冷えると、体温を奪われまい‼と身体がブルブルっと縮むように血管も縮み、
皮膚の下に流れる血液の量を減らし、身体の熱を外に逃がさないように調節します。
血管が縮むと血液が流れにくくなるので、血圧は上昇します。
その状態でお湯につかると、今度は血管が広がって急激に血圧が下がり、結果血圧が急激に乱高下することになります。
このような急激な血圧の変動が、心臓や血管に大きな負担をかけ
最悪の場合、急性心筋梗塞や脳卒中などを引き起こし致命的となってしまうケースもあります。
【ヒートショックを起こさないためにできること】
①脱衣所や浴室、トイレを暖め温度差を少なくしましょう。また、入浴時はいきなり湯船につかるのではなく
心臓に遠い手足からかけ湯をしてゆっくり入ること、
ぬるめのお湯に入り心臓病や高血圧などの持病をお持ちの方には半身浴をおすすめします。
- ②食後、飲酒後の入浴は控えましょう。
飲酒をすると血圧が下がります。更に入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。
飲酒後の入浴は血圧が二重に下がりやすく危険です。
- ③入浴時は家族に一声かけましょう。
意識を失って水を吸い込んだら5分が生死の分かれ目です。万が一の時早期発見につながります。
この時期心身ともに温まり気分をリラックスさせてくれるお風呂は至福の時間にもなりますよね。
しかし、家庭の浴室でのヒートショックによる急死が多くヒートショックが関連した入浴中の心肺停止者数は、
気温が低下する10月頃から増えて1月が最も多くなっています。
ヒートショックと予防策を知って、安全で快適な入浴をして寒い冬を乗り切りましょう!
年の瀬を迎え、今年も残すところあとわずかとなりました。
本年も患者様や地域住民の皆様の暖かいご支援により、無事年末を迎えることができました。誠にありがとうございました。
来年も職員一同より一層精進して参りますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
ペンネーム『献身的な愛』(ラベンダーの花言葉より)