こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
早春の候、いかがお過ごしでしょうか。
本日は「ディスバイオ−シス」についてお話ししていきます。
人の腸内には約1,000種類、100兆個以上の細菌がいます。
人の大腸は、酵素濃度が低く、酵素が嫌いな細菌にとっては住みやすい環境です。
これらの様々な細菌がバランスを取りながら、人の腸内環境を良い状態にしています。
【 主な腸内フローラの役割について 】
①食べ物を身体に良い物質に作り変えます。
②腸内の免疫力を高め、ウイルスや菌から体を守ります。
これらの腸内フローラの役割が乱れることをディスバイオ−シスと言います。
腸内フローラは、生後2,3年で安定しますが、その後はライフスタイルで大きくバランスが変化していきます。
食物繊維の不足、高脂肪食、食品添加物、ストレス、化学物資、薬(抗生物質)が要因でディスバイオ−シスに陥ります。
ディスバイオ−シスで、消化器症状等がでるとは限りませんが、気になるよう様な事がありましたら、ライフスタイルや食生活などを一度見直してみても良いかと思います。
皆様、体調に気をつけてお過ごしください。
<ペンネーム『繊細な美』ハイビスカスの花言葉より引用>