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2023.02.06

【あさがお通信】血管迷走神経反射について

こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。

病院にかかる際に必ずと言っていいほど行われる採血や注射。苦手な方も多いと思います。その処置直後に気分が悪くなったという経験はありませんか?
今回はその原因である血管迷走神経反射についてお話ししたいと思います。

血管迷走神経反射とは、様々な原因によって副交感神経が活発になり、血圧の低下・脈拍の減少などが生じます。
睡眠不足や疲れている時、長時間立っている時、痛みや緊張などの精神的ストレスを感じた時などに起こりやすくなります。

よく医師や看護師に「採血や注射をする際に気分が悪くなったことはありませんか?」と聞かれることがあると思います。それは血管迷走神経反射が起こりやすいかどうかを確認するためです。

血管迷走神経反射が起こった際は、横になって休息をとる等のことで改善するため、健康上大きな問題になることはありません。しかし、脱力・意識消失時の転倒により怪我をしてしまわないよう注意が必要です。

このような経験がある方や採血や注射が苦手な方は、事前に申し出ていただければベッドで横になって処置を行います。

皆様に安心した医療が提供できるよう、私たちも努めてまいります。

注射を受ける女性のイラスト
ペンネーム『愛情』 (あさがおの花言葉より引用)

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