こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
まだまだ。暑い日が続いていますが、暑さからの疲れが残っていたり、季節の変わり目で体調を崩しやすかったりします。疲れているときや、体調がすぐれないと感じるときは早めに布団に入り体を休めましょう。8月も終盤を迎え、9月になりますね。
少し早いですが、9月9日は救急の日です。
今回はAEDの使い方についてお話したいと思います。
もし、倒れている人を発見したら・・・
まず、周囲の安全を確保し、倒れている人の状態を把握しましょう。
両肩をたたいて「わかりますか?」と声をかけ反応を確認します。
(意識があるか?呼吸はしているか?)
反応がなければ、大きな声で、人を集めます。
人が集まったら、119番へコールとAEDを持ってきてもらうよう指示しましょう。
AEDか救急車が到着するまで、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をします。
胸骨圧迫は胸と胸の真ん中を1分間に110~120回の速さで押します。
AEDが到着したら、AEDを装着します。
- まずは電源をいれます。(蓋をあけると自動で電源が入るものもあります。)
- 2枚の電極パッドを胸部に貼ります。
貼る位置はバッドにイラストで表示されています。
- AEDが心電図の解析をするので、音声メッセージに従います。
解析中は倒れている人に触れないでください。
- 除細動(電気ショック)を行います
アナウンスで「電気ショックが必要です」と判定されたら、
自分と周囲の人が、確実に離れていることを確認してショックボタンをおします。
脳は心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、3-4分以上そのままの状態が続くと回復することが困難となります。
心臓が止まってる間、心臓の動きが再開した際に後遺症を残さないためにも、胸骨圧迫やAEDによって脳や心臓に血液を送り続けることがとても需要なのです。
一人でも多くの人を助けられるよう知識を身につけておくことも大切ですね。
当クリニックでは、院長をはじめ、救急の知識と経験豊富なスタッフで対応しております。
安心して検査、受診をしてください。お待ちしております。
ペンネーム『繊細な美』<ハイビスカスの花言葉より引用>