こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
皆様、梅雨が明け、猛暑日が続きますが体調はお変わりないでしょうか。
本日は、蒸し暑い時期に増えやすい細菌による食中毒について紹介していきます。
食中毒は細菌やウイルスがついた食べ物を摂取することで発症する感染症です。
食中毒を防ぐためには、食品についた細菌やウイルスを死滅させることや食品に細菌やウイルスをつけないようにすることが大切です。
①調理前後、調理中、食事前の十分な手洗い。
②肉や魚は十分に加熱する。
③肉や魚に触れたまな板や包丁、調理器具は生野菜などの調理器具と別にする。
④カレーや炒飯など作り置きをする場合は、加熱後急速に冷まし、小分けにして冷蔵または冷凍保存をする。また冷凍食品の解凍は冷蔵庫で行う。
⑤購入した要冷蔵食材・食品は速やかに冷蔵庫に入れる。
もし、食中毒の下痢症状がある場合は下痢止めの薬を飲まず、十分に水分と塩分をとり、医療機関に受診をおすすめします。
食中毒の場合、下痢止めの薬を飲むと原因菌が排出できず、症状が悪化してしまう場合があります。
また嘔吐物の処理の時は、素手で行わず、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、ペーパータオルなどで嘔吐物を拭いビニール袋で密封し処理をしましょう。嘔吐物が付着したところなどは、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒を行ってください。
高温多湿の時期には食中毒の危険が高まりますので、皆様、気を付けてお過ごしください。
ペンネーム『心のやすらぎ』(ペチュニアの花言葉より引用)