こんにちは!
東京ベイサイドクリニックです。
30℃を超える日が出てき始め厳しい暑さとなってきましたが皆様どうお過ごしでしょうか。
今回は梅雨バテについてお話ししたいと思います。
初めに「梅雨バテ」という医学用語や病名は存在しておらず、梅雨の時期に起こりやすい症状を総称して梅雨バテと呼んでいるそうです。
梅雨の時期になるとなんとなく体調が優れない、頭が痛いなど色々な症状に悩まされる方も多いと思います。
そこで今回はそんな梅雨バテの原因や対策についてご紹介したいと思います。
下記の症状が当てはまる方は梅雨バテかもしれません!
・ 頭痛や肩こりを感じる
・ からだがだるい
・ 腰に痛みを感じることがある
・ 夜更かしが増えた
・ 薄着で過ごすことが増えた
・ 氷の入った飲み物をよく飲む
・ コーヒーや紅茶、緑茶を飲むことが多い
・ 食事を3食とれていない
梅雨に体調不良が起こりやすい原因は、「湿気」が増えることが一番影響しているそうです。
体に湿気がたまると、むくみ、頭や体が重くなり、頭痛やめまい、疲れやすい、だるいなど、疲労もたまりやすくなってしまいます。 特に胃腸機能が低下し、食欲不振、吐き気、下痢などが起こりやすくなり、栄養を吸収できずエネルギーが補給できないことで疲れがたまりやすくなってしまうことも関係します。また、お水が溜まり、冷えが増すことで関節痛や神経痛が悪化してしまう人もいます。精神面では、気分の落ち込みや、気力の低下が見られるケースもあり、身体だけでなく心にも負担をかけてしまうケースが見られるようです。
そんな嫌な梅雨バテに負けないように生活習慣を見直し対策していきましょう!
1.夜更かしせず、睡眠時間を確保する
自立律神経が乱れる原因は複数あり、その中のひとつとして挙げられるのが夜更かしによる睡眠不足です。
最近では在宅ワークを行っているところもあり夜更かしが増えて生活リズムが乱れた生活になってしまっている方が多いといいますが、 生活のリズムが乱れるのが続くと、やがて自律神経のバランスが乱れ、梅雨バテの症状が起こりやすくなります。
これを防ぐためには生活リズムを整えることが大切ですので、なるべく毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることを心がけましょう。
2.冷え対策
梅雨時は湿度が高いうえに1日の中での気温の高低差が激しいため、体温調節が難しくなることがあります。
さらに注意したいのは、薄着やエアコンの使用などで、思いのほか身体が冷えることがあるということです。
このような冷えは自律神経のバランスが崩れる引き金となることがありますので、カーディガンを1枚はおる、冷たい飲み物を控えめに するなどで対策しておきましょう。
3.こまめに水分補給
梅雨時には蒸し暑さを感じることがありますが、夏本番前ということもあり、外気温はまだそれほど高いとはいえませんが
このような気候では発汗量が少なく、体内に熱がこもって倦怠感を引き起こす確率が高くなってしまいます。
このような倦怠感を解消するためには、こまめに水分を補給して水分代謝を高めておくことが大切です。
なお、緑茶やコーヒーなどは摂りやすい飲み物ですが、これらに含まれるカフェインには利尿作用があるため、水分補給目的としては おすすめできません。
梅雨バテの水分補給目的で水分を摂るなら、水や麦茶などノンカフェインの飲料がおすすめです。
生活習慣を見直し梅雨バテにならないよう心がけましょう!
ペンネーム『信頼』マリーゴールドの花言葉より引用