こんにちは、東京ベイサイドクリニックです‼︎
20度を越え蒸し暑く感じる事が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は偏頭痛についてお話しようと思います。
血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが偏頭痛です。
こめかみから目にかけて、片側を中心に、時には両側や後頭部までもが発作的に脈打つように痛み、痛みの発作は4時間から数日間続くこともあります。
偏頭痛を起こすと、光や音、においに敏感になるのが特徴です。
女性ホルモンと関連があるため女性に多く、20~40代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。
偏頭痛の対処法はいくつかあります。
①規則正しい生活を送る。
寝不足や寝過ぎはは生活リズムを乱すので避けるよう心がける。
②ストレスを溜めすぎない。
ストレスは頭痛を引き起こしやすいとも言われているため、発散できる趣味等を見つける。
また偏頭痛になってしまった時は
①暗く静かな場所で横になる。
光のまぶしさや音によって偏頭痛を起こすこともあるため、光や音を防いで安静にする。
②カフェインの入ったものを飲む。
カフェインには血管を収縮させる働きがあるため、コーヒーや緑茶などを飲むと和らぐこともある。
③鎮痛剤を服用する。
痛みが酷くなる前に、早めに鎮痛剤を服用することも一つの方法です。
尚、過剰服用は危険ですので医療機関を受診し処方をもらう。
それでも頭痛がなかなか治らない場合は、医療機関を受診し医師の指示を聞くことも重要です。
なぜなら、脳などの病気が原因で起こる頭痛の可能性もあるからです。
脳の病気はくも膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍、などが挙げられます。くも膜下出血は、脳動脈瘤という血管のコブが破裂することで起こり、今まで経験したことのない突然の激しい頭痛で吐き気を伴うことが多く意識を失うこともあります。
脳動脈解離は急性に後頭部に比較的強い頭痛を生じます。脳腫瘍による頭痛は、数ヶ月から数週間にかけて徐々に強くなっていくことがあります。
突然の頭痛、今までに経験したことのない頭痛、いつもと様子の異なる頭痛、頻度と程度が増していく頭痛、発熱、頸のこわばり(項部硬直・髄膜刺激症状)を有する頭痛などは偏頭痛ではなく脳の病気の可能性もありますので、できるだけ早めに医療機関を受診することをお勧めします。
また医療機関を受診する際は、現在の自分の症状を整理しておくと医師に伝える時も役立つと思います。
・いつ頃から痛むか
・どのような痛みか
・どこが痛むか
・頻度や頭痛以外の症状 など
メモしていくと受診もスムーズに進められるかと思います。
この時期気温差から頭痛を起こす方もいるかと思いますので、皆様お身体に気をつけて
お過ごし下さい。
<ペンネーム『幸福』ブルーデイジーの花言葉より引用>