こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
1月20日には大寒を迎え厳しい寒さがまだまだ続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
寒い時期になるとついつい入浴に時間をかけてしまいますが、そんな入浴にも注意しなければならない点があります。
暖房の効いていない寒い脱衣所に行くと血管が縮んで血圧が上がってしまい、
血圧が上がっている状態のまま冷えた浴室に行くとさらに上昇してしまうそうです。
この状態で熱めの浴槽に浸かると、温まって血管が広がり今度は血圧が下がってしまいます。
この急激な血管の変化でショック症状が起きてしまうこと
『ヒートショック』と言います。ヒートショックは特に寒い冬場に多く暖かい部屋と寒い部屋との温度差で血圧が乱高下し、
心筋梗塞や脳卒中を起こす危険性があるため注意が必要です。
対策として…
浴室を入浴前に暖房やシャワーなどを使い浴室全体を暖めたり、浴槽に浸かる時間を短くすること。
入浴前や入浴中に水分を取るなどしてこまめに対策をしてヒートショック状態にならないようにしましょう。
気温が高くなる春はまだまだ先ですが寒さに負けず冬を乗り越えましょう!!
ペンネーム『信頼』マリーゴールドの花言葉より引用