乾燥について
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
厳しい寒さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、乾燥についてお話ししたいと思います。
乾燥が原因で起こりやすい症状
●風邪
空気が乾燥するほど、風邪のウイルスは活発化します。肌と同じく、バリア機能が低下し乾燥によって鼻や喉の粘膜も水分を失って乾燥しやすくなり、風邪ウイルスが侵入しやすい状態になるため注意が必要です。
●脱水症状
夏に発症しやすいと思われがちな脱水症状ですが、乾燥する季節も気を付ける必要があります。皮膚からは水分が蒸発しており、体内の水分は少しずつ減少していきます。
冬は夏ほど汗をかかないため、水分補給も怠りがちですが、皮膚から蒸発したり、呼吸によって失われたりした分の水分をきちんと補給しないと、脱水症状に陥る可能性があります。
乾燥トラブルを予防するための生活習慣
●熱いお湯の長風呂は避ける
寒くなってくると、つい長湯しがちになってしまいますが、熱いお湯のお風呂に長時間入ると、肌の表皮の皮脂が溶かされてしまいます。その結果、角質層の水分量が減り、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。お湯は40℃以下に設定し、入浴後はボディクリームなどの保湿アイテムを使って肌の乾燥を予防しましょう。
●マスクの着用
マスクを着用すると、呼気によって湿気がマスク内にとどまるため、保湿効果が得られます。加湿器のない場所や屋外では、マスクを着用することで喉の乾燥を防ぐことができるでしょう。
また、起床時の喉の渇きが気になるときや、鼻が詰まって呼吸がしにくいと感じるときは、就寝時にマスクを着用するのがおすすめです。
●水分補給
喉の乾燥対策としては、こまめな水分補給がおすすめです。ただし、寒い季節に冷水を飲みすぎると身体を冷やしてしまうため、常温またはぬるめの水を飲むようにしましょう。
まだまだ寒い日が続きますが、風邪やインフルエンザなども流行りやすい時期ですので皆様体調には気をつけてお過ごし下さい!
<ペンネーム『幸福』ジャスミンの花言葉より引用>